カメラの防水・防塵基礎知識

屋外に設置したいけどカメラの防水はどの程度?

機種によって防水タイプとそうでないタイプがあります。
電子機器の防水・防塵能力を示す保護等級として「IP規格」というものがあり、IP規格の数値によって防水・防塵の規格が段階別に分かれています。
IP表示には二つの数字がついており[左側はチリ・ホコリ][右側は水]に対する耐性を段階別に表しています。
カメラを設置予定の場所で防水・防塵性能が必要な場合はIP表示の見方を参考にお選び下さい。
AlterPlusの防犯カメラは、IEC規格と同程度の検査項目を独自に検証した「相当表示」となっております。

IP表示の見方

個体に対する保護

  1. 直径50mmをを超える固形物体に対する保護
  2. 直径12.5mmを超える固形物体に対する保護
  3. 直径2.5mmを超える固形物体に対する保護
  4. 直径1.0mm 以上の固形物体に対する保護
  5. 粉塵が内部に侵入することを防止する
  6. 防塵 (塵挨に対する完全な保護)

水の侵入に対する保護

  1. 垂直に落下する水滴に対する保護
  2. 15°傾斜した時に垂直からの水滴に対する保護
  3. 60°の降雨に対する保護
  4. 任意の方向からの散水に対する保護
  5. いかなる方向からの水の直接噴流に対する保護
  6. 任意の方向からの水の強い噴流に対する保護
  7. 一時的に水中に浸漬しても有害な影響が生じない
  8. 加圧条件下での長時間の水没に対する保護



保護等級(IP規格)とは?

IP規格とは、IEC規格(IEC60529)で定められている異物と水の浸入に対する保護等級です。
表記が無い場合、または数字が「0」の場合は無保護になり、表記が「X」の場合は、未測定となります。
※IP66以上のカメラであっても設置場所の気候や気圧の変化によって、水分が浸入することがあります。